がんが私に気づかせてくれた。本当に大切なもの 家族、友達、恋人。
そして、夢のはいつかきっと叶えられるこおとを。
札幌市内の広告会社で働く竹中まゆ(平山あや
)。小学3年生の時に母が卵巣がんを発症。そ
れ以来、入退院を繰り返す母に代わって、父と
ともに家事をこなし、4人家族の竹中家を支えて
きた。そのときからだろうか、まわりからは、“い
つも弱音は吐かない、しっかりもの”と思われて
いる。
あるときふと、胸の脇にゴロゴロしたしこりのよう
なものが触れるのに気がついた。まだ若いし、
乳がんなんてあり得ない。20歳前後の乳がん患者は統計上0パーセント、それなの
に…。「9割の確立で悪性です」医師から容赦のない乳がんの宣告。
「先生どんなつらい治療もがんばります。でも私、いつか好きな人の子どもを生みた
いんです。その可能性は残してください」
それから、まゆと乳がんとの闘いが始まった―。
『どうして生きるの?』じゃなく『何がなんでも生きなきゃいけない
『Mayu -ココロの星-』は、実話に基づいたスト
ーリーである。21歳の竹中まゆが、ある日突然
、直面した現実。『Mayu -ココロの星-』は困難
に立ち向かうひとりの女性の、ある一年のココロ
の成長を描きだす、どんな時でも、しっかり前を
向いて、逃げることなく真正面から現実と向き合
うまゆのまわりには、いつも大切な家族、友達、
恋人がいる。青春まっただなか、立ち止まって
なんかいられない。まゆの成長は彼女ひとりの
成長ではなく、まわりも巻き込んで希望の道しるべとなる。
病と向き合ったとき、どう“生きる”べきなのか―。『どうして生きるの?』ではかく、『何
がなんでも生きなきゃいけない』……だからこその苦しみ、葛藤。それがあるからこそ
生まれる楽しみ、小さな幸せを見つける喜び、感謝の気持ち。
乳がんという病気を主軸にしながら、本作で描かれるのは“生きる”こと。まゆの凛と
した生き方はスクリーンを超えて、観る者すべてに勇気と希望と強さを与えるだろう。
夜空にひときわ明るく輝くポーラスター~北極星~のように。
本作の主題歌はDREAMS COME TRUEの「何
度でも」。しっかり地に足をつけて明日へと向か
っていく、ヒロインまゆの前向きな気持ちを代弁
するかのような歌詞が、さわやかな感動を呼ぶ
。原作者の大原まゆさんは、闘病中にこの曲と
出会い、へこたれそうな時、夜中にひとりで
DREAMS COME TRUEの「何度でも」を何度もリピートして元気をもらったという。
とくに「10000回だめでへとへとになっても1001回目は何かが変わるかもしれない」と
いう部分には強く共感を覚えたという。
松浦監督は作品について語る。
「“私は、生きていたいの”この、まっすぐな思いを、そのままフィルムに収めたい。こ
の映画に絶対に嘘はあってはならない…。そんな思いで望んだ撮影現場は、毎日が
“戦い”そのものでした。“命をテーマにしているのだ”そういう緊張感が、いつもあっ
たのかもしれません。」乳がんと闘う平山あやさんには「演じるのではなく、“映画の
中で生きて欲しい”」と伝えました。
まゆを演じるまで、乳がんという病気を意識したことはなかったという平山あやさん。
しかし、監督の期待通り、フィルムの中で、いきいきと、そして、しっかりと地に足をつ
けて生き抜いた。
まゆを演じた平山あやさんは本作のテーマについてこう語る。
「もし自分が乳がんになったら…悩んでも仕方ないので、普通に過ごすようにつとめ
ますね。いろいろな意味で“強くならなきゃ”と思い直しました。まゆは誰にも甘えず、
自分で頑張って病気を治そうとしている。女性として、ひとりの人間として、強く生きた
い、そう、感じました。」
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